4×5って、読めますか?
- skydog1101
- 2016年6月2日
- 読了時間: 2分
前回のブログとも似てますが、写真業界では長さを色々な単位で言います。
センチやメートルは当然使いますし、インチやフィートも使います。
尺も日常的に使いますので、節操ない感じですね。



表題の「4×5」は、写真業界では「しのご」って読みます。
大きなフィルムを使うカメラの事で、4インチ×5インチのフィルムを使用します。
デジタルカメラが普及する前は、建築写真ではポピュラーなカメラサイズでしたし、料理写真や商品写真、人物写真にも使っていました。
もっと大きなカメラの「8×10」は英語になって「エイト・バイ・テン」と読み、8インチ×10インチのさらに大きなフィルムを使用します。
中判サイズの「6×7」は「ろくなな」と読み、6センチ×7センチでインチでもなくなります。
「6×6」や「6×45」も、「ろくろく」、「ろくよんご」と読みます。
なぜそのように呼ぶのかまでは分かりませんが、今ではほぼ見かけないカメラになってしまいました。
画像は私が使っていた「4×5」のカメラで、主に広角レンズを使う建築写真用に使っていたものです。
他にもう1台、商品撮影用の長めのレンズで使う「4×5」のカメラも持っていましたが、もう使うこともなく、保管場所にも困るので売ってしまいました。
現在、私の仕事はデジカメが100%ですので、上記のようなカメラは使用しません。
思い出もあるので、邪魔にならない程度に保管しています。
我が家の子供達が大きくなったら、いつか見せてあげようかなと思っています。
お読みいただきまして、ありがとうございました。
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